●東濃桧
東濃、加茂、益田地方で生産されるヒノキ材のうち優良な材質を持った桧。
1.材の色が淡いピンク色
2.材(製品)の艶が良い
3.材にネバリがあり、細工や加工がしやすく香りが良い
4.年輪幅が均整で、木目が美しい
中津川市加子母(旧加子母村)は、古くから裏木曽と呼ばれ尾張藩の林業経営の中心地でした。
尾張藩は『檜一本、首一つ』と言われた停止木(とめぎ)をはじめとする多くの禁制を定め立木の伐採を制限するとともに植林などの事業を行い山林の保護、育成にあたりました。こうして生産された木材は、伊勢神宮をはじめ遠くは、明治神宮・法隆寺金堂・姫路城・皇居など由緒ある建造物の材料、御料木として使われています。また今日では、この伝統を受け継ぎながら加子母で生産される檜は『東濃桧』として多方面に高級建築用材として使われています。